洗濯物をかかえて君と 冬の真夜中 散歩に出る <br />缶コーヒーを二つ買って 蛍光灯の明かりを目指す <br />僕はダッフルとスエット 君は紺のピーコート <br />とりとめのない言葉を 白い息に変えながら <br /> <br />乾燥機がしばらく回って いくらか暖かくなると <br />ポケットのコーヒーを出して プルタブ引く音が二つ 響く <br /> <br />洗濯物が乾くまでの ほんの3、40分程の間 <br />それが僕らにとっての とても大事な時間だ <br />切り出しにくいことでも ガラスに映る互いになら <br />素直な気持ちになって なんでも話せるから <br /> <br />今日まで僕ら この場所で いくつ話をしただろう <br />普段なら甘くて飲まない缶コーヒー 何本空けただろう <br /> <br />誰にも言ったことのない 夢をうちあけた 雪の夜 <br />その夢が叶うまで一緒に 頑張ろうと言ってくれたのを 覚えてる <br /> <br />洗濯物が乾くまでの ほんの3、40分程の間 <br />それが僕らにとっての とても大事な時間だ <br />ふかふかになった気持ちと タオル冷えないように 二人 <br />ぐるぐる巻きのマフラーで 歩く冬の帰り道 <br /> <br />洗濯物が乾くまでの ほんの3、40分程の間 <br />それが僕らにとっての とても大事な時間だ <br />ふかふかになった気持ちと タオル冷えないように 二人 <br />ぐるぐる巻きのマフラーで 歩く冬の帰り道 <br /> <br />今年の冬は少しくらい 雪が降るのかな? <br />僕らの冬の 帰り道に
